ボードゲームの魔法! 子供の成長を促す非認知能力の秘密

· てとらぼの非認知能力ブログ

子供たちが健やかに成長するためには「点数で測る事のできる認知能力≒学業成績」だけでなく、点数化する事の難しい「非認知能力」も大切です。そして、その「非認知能力」の向上を手助けをしてくれるのがボードゲームです。今回は、ボードゲームが子供たちの非認知能力をどのように伸ばすのか、そしてどんなスキルが向上するのかを詳しく見ていきましょう。

ボードゲームと非認知能力

ボードゲームは、子供たちにとって楽しさだけでなく、様々なスキルや能力の向上にも寄与します。その中でも、以下のポイントが注目されています。

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1. 戦略的思考力の向上

ボードゲームは単なるサイコロやコマの移動だけでなく、相手の行動を予測し、自分の戦略を練る必要があります。この経験は子供たちの論理的思考力や計画力を向上させ、将来の学習や問題解決に役立ちます。

自分で考え、計画し、実行し、振り返る。この、社会に出たら当然のように全ての大人が行う必要のあるプロセスを、子供のうちからボードゲームを通し体験する事ができます。

このプロセスを繰り返す事で、自らの生活の中で自然とその力を発揮できるようになります。

2. 協力とコミュニケーション能力の発展

多くのボードゲームはチームプレイや協力が求められます。仲間と協力し、意思疎通を図り共通の目標に向かって共に進む事でコミュニケーション能力を向上させることができます。

テレビゲームや勉強とは違い、ボードゲームは決して一人ではできません。味方、時には競い合う敵として仲間とプレイする事で身に付くコミュニケーション能力、対人能力はボードゲームだからこそ身に付けられる力です。

3. 忍耐力と集中力の向上

ボードゲームは勝利までに時間がかかり、途中での困難もあるかもしれません。しかし、これによって子供たちは忍耐力や集中力を養うことができます。諦めない気持ち、心を切り替える力、今に集中する力、等、なかなか学校の勉強だけでは学べない力を育てる事ができます。

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ボードゲームは、子供たちに楽しさと共に成長の機会を提供してくれる素晴らしい手段です。遊びながら自然に学ぶ事で非認知能力の向上に繋がります。