近年、教育現場では「非認知能力」の重要性がますます注目されています。非認知能力とは、学力テストでは測れない、学習意欲や問題解決力、コミュニケーション能力などの人間的な能力を指します。
その中でも、将来の成功を大きく左右する重要な能力として、「情報収集能力」が挙げられます。情報収集能力とは、必要な情報を効率的に集め、分析、整理し、活用する能力です。情報化社会と言われる現代において、この能力はますます重要になっています。
ボードゲームで「情報収集能力」が育つ理由
実は、子どもたちが夢中になるボードゲームは、遊びながら自然と情報収集能力を身につけるのに最適な遊びなのです。ここでは、ボードゲームが情報収集能力を育む理由を、具体的な能力と例を用いて詳しく説明します。
1. 情報源の多様性
ボードゲームでは、説明書、カード、トークンなど、様々な情報源から情報を得る必要があります。これは、インターネット、書籍、人など、様々な情報源から情報収集する能力の基礎となります。
カタン:資源カード、開発カード、イベントカードなど、様々な情報源から情報を収集し、戦略を立てる必要があります。
2. 情報の分析力
収集した情報は、単に覚えるだけでなく、分析する必要があります。どの情報が重要なのか、情報の信頼性はどうなのか、などを判断する必要があります。
7ワンダーズ:手札のカードや相手のプレイ状況を分析し、最善の戦略を判断する必要があります。
3. 情報の整理
収集した情報を整理することで、状況を把握しやすくなります。頭の中だけで情報を整理するのは難しいので、紙に書いたり、表にまとめたりするなど、様々な方法で情報を整理する必要があります。
DOMEMO:目に見える数字、相手の発言、自分の持ち手等、様々な情報を整理し、決断する必要があります。
4. 情報の活用
収集、分析、整理した情報は、最終的に目標達成のために活用する必要があります。情報であふれている今の世界、自分で情報を取捨選択し決断する力は子供にも大人にも必要な能力となります。
まとめ
ボードゲームは、遊びながら情報収集能力を育むことができる、魔法のような遊びです。ぜひ、親子で一緒にボードゲームを楽しんで、子どもの将来を応援しましょう!
教室情報
当教室では、子どもたちの非認知能力を伸ばすボードゲーム教室を開催しています。情報収集能力をはじめ、様々な非認知能力を育むゲームを取り揃えています。
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