現代社会はますます複雑化しており、限られた資源を有効活用する「リソース管理能力」は、子どもたちが将来活躍するためにも非常に重要なスキルです。
ボードゲームは、遊びながら自然とリソース管理能力を鍛えることができる、子どもにとって最適なツールです。今回は、「他者と関わる力」の中でも、特に「リソース管理」に焦点を当て、具体的なゲーム例と効果をご紹介します。
なぜボードゲームでリソース管理能力が高まるのか?
ボードゲームには、リソース管理能力を高める効果的な要素がいくつも含まれています。
1. 限られた資源を有効活用する
ボードゲームでは、限られた資源を使って、様々な目標を達成する必要があります。資源を無駄に使わず、効率的に使うことで、勝利に近づくことができます。
2. 先を見越して計画する
リソースを使い切る前に、次に何をするべきかを考え、計画する必要があります。先を見越した計画を立てることで、資源を有効に活用することができます。
3. 状況に応じて柔軟に対応する
状況によっては、予定通りに資源を使えないこともあります。状況に応じて、柔軟に計画を変更する必要があります。
具体的なゲーム例と効果
1. はげたかのえじき:得点を手持ちのカードで取り合うシンプルだけど戦略が重要なゲーム
場に出された得点カードを、手持ちのカードを使い他のプレーヤーと競いあいながら獲得していくゲームです。手持ちのカード(リソース)を使い、得点を獲得していく中で、どの得点にどのリソースを使うのか、または場合によっては獲得を見送るか、限られたリソースをいつどのように使うのかの判断が求められます。
2. カルカソンヌ:タイルを並べて王国を築き、資源を獲得
カルカソンヌは、タイルを並べて王国を築き、ポイントを獲得していくゲームです。タイルには様々な資源が描かれており、どのタイルをどこに置くかを慎重に判断する必要があります。資源を効率的に獲得し、王国を発展させることで、勝利に近づくことができます。
まとめ
ボードゲームは、遊びながら自然とリソース管理能力を鍛えることができる、子どもにとって最適なツールです。今回ご紹介したゲーム以外にも、様々な種類のボードゲームがあります。
ぜひ、お子様に合ったゲームを見つけて、一緒に遊んでみてください。
教室情報
当教室では、子どもたちの非認知能力を伸ばすボードゲーム教室を開催しています。情報収集能力をはじめ、様々な非認知能力を育むゲームを取り揃えています。
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